お客様各位
【7月3日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=107円51銭【07:40現在】
※N.Y.ダウ:25827(+92)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 6080(+63.5)
②午後売: 6070.5
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)
③銅:2.7335(+0.0165)
④金:1784(+10.8)
⑤原油:40.65(+0.83)
※ニューヨーク為替引値
107.48-107.51(0.02円安-0.02円安)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:700円
②ロンドン午後:700円
③N.Y.:690円
【7月2日:昨日の状況】
※国内銅建値690円(7月1日より+10円)
《正しい価格とは》
※弊社は被覆線スクラップ以外にも、銅系、真鍮系、アルミ系の雑品も扱っております。
※例えば、熱交換器スクラップなどがその例で、所謂ラジエターです。
エアコン由来のモノをISRI規格(https://www.isri.org/recycling-commodities)では「TALK」と言い、
また、鉄付きのモノを鉄付きTALKとも呼び、世界中で比較的一般に流通しております。
※この鉄付きTALKの国内流通価格が①発生薄、
②相場先高感から、高騰しております。
※不思議なのはここから。鉄付きTALKは銅+アルミ+鉄なので、
『 銅 X ◯◯% + アルミ X ◯◯% +鉄 X ◯◯% △加工賃 = □□□円 』でしか、価値は算出出来ません。
この□□□円が理論値。
※何が不思議かと言えば、理論値が250円のとき、それよりも20円も、
30円も高値で流通することがあるということ。
※更に不思議(というか、こっけい)なのは、高値を主張する営業マンA君が、
特に根拠なく「△△△円が正しい!」と言っていることです。
※つまりA君、△△△円は、X社が△△△円と言っている、Y社が△△△円と言っている、
だ・か・ら△△△円が正しいと思っている訳です。
※勿論、商売なので売り買いを出来るかが重要です。
な〜んにも理屈なく、△△△円!と思いこめると、要領の良い人は、それだけで商売を決めることも出来るでしょう。
※一方で、買い手からすると、①発生薄、②相場先高感、の状況下では、現在価値より高い△△△円で市中取引されるので、
「理論値以上の価格では要りません・買いません」ということが重要になると考えています。
※これが結構難しく、かつ、出来るか出来ないかが、結構、商売の肝だと考えます。
※雑線(湘南ヤード持込):【7月2日現在】
【1】ワイヤーハーネス:220円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):200円前後賞
【3】雑線・一般(42ー43%):170円前後
【4】雑線B :80-130円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】